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旅のチャンスのシンクロニシティ その2   

旅のチャンスのシンクロニシティ その2_f0036028_19315541.jpg今ハワイの旅行へ向けて色々準備中なのですが、思っていた以上に予算がかかりそうでドキドキしています。そんな時にこのハラハラ感を吹き飛ばすべく思い出したいのが、以前に体験した、突然やってきたハワイ旅行のチャンスとその旅で体験した豊さの話です。

OL時代のことなのですが、その当時一時的に働いていた会社で、その1年間の売上目標達成だか何かで(忘れちゃいました)、ある一部の部署がその年はハワイへ行くことがちょうど決まって、なぜか直前になって突然私もそのメンバーに入ったのです。まわりもまさか・・・という感じだったのですが、最も驚いたのは私自身でした。この旅の少し前でパスポートの有効期限が切れたところだったのですが、パスポート5年の申請代金も支給されて、私にとってはラッキーなタイミングの旅でした。
4泊6日の旅は、3分の2が仕事で3分の1が遊び半分といった感じでしたが、シェラトンワイキキホテルに宿泊して、ビーチを目の前にしたガーデンパーティーや、豪華なディナークルーズなど、ほとんどすべての食事に部屋のチップまでついているといういたれりつくせりの旅でした。

そしてこの旅にまつわる幸運は、自分ではその時に気がつかなかったのですが、それだけではなかったのです。ガーデンパーティーの最後に、抽選があり、確か300人ほど参加していた中で次々と当選した社員番号が呼ばれていきました。色んな商品の後、旅行券5万円のプレゼントがありました。その時なぜか私は急に背中がぞくっとして、何ともいえない当たるかも、という予感が一瞬したのですが、今まで一度も宝くじや福引にほとんど当たったことがなかったので、その予感をうち消して、話しかけられた隣の同僚と話し込んでいました。するとその時、この番号は名古屋支店の○○さんでした・・・という声に、自分の名前が呼ばれたことにようやく気がついたのです。残念ながら、名乗り出るのには時間切れで旅行券は逃してしまったのですが、直感を信じて、アナウンスに集中していたら・・・と思いました。

それからこの旅行には丸1日自由行動の日が1日だけあって、同室の同僚からマウンテンバイクで山奥へ行くツアーに誘われていたのですが、体力が不安なのと仕事上の断りづらさもあって、行くべきかどうか迷っていました。そんな時にも私の知らないところでは、思いがけないサプライズが待っていました。ちょうどハワイに着いて2日目ぐらいの夜、皆でホテルのバーでお酒を飲んでいたら、誰かが酔って仕事の愚痴を言いだしました。何となく場の雰囲気が悪くなり出したので、私はDFSが閉まる前に買っておきたいものがある、と口実を作って、その場を抜け出しました。そしてワイキキを歩いている途中、ばったりと古い知り合いに出会ったのです。その人はハワイ在住で、仕事柄ほとんどハワイにいることは少ないものの、たまたま同じ日に日本からハワイに帰ってきたところだったのです。少し立ち話をして後日お茶をする約束をして別れましたが、その後、私のフリーである1日にランチを食べに行くことになり、あまり乗り気でなかったツアーの話も同僚に断ることができました。そして自由行動の1日は、当初のマウンテンバイクで行くワイルドな自然派のツアーではなくて、この方の新車のジャガーでのイヒラニ・リゾートのリゾート気分あふれる素敵なランチに変身しました。結局、買い物の足にもなってくれて、晩御飯も御馳走になりました。不思議なことにハワイ滞在中は最後まで、ほとんどお土産ぐらいしか自分のお金を使うことがなかったのです。

そして日本に帰って家に帰る時も、会社のある人が空港からタクシーに乗って帰るというので、比較的家が近めの私を誘ってくれて、家の前まで送ってくれました。最後の最後まで嘘のように恵まれた旅だったのです。他にも思い出せば似たような感じの旅はあるものの、この時の旅は、私はその会社の社員でもなければ、まだ半年ほどしか働いていなくて重要な仕事をしていたわけでもなく、その数ヶ月後には、正社員の仕事がみつかったという理由ですぐにその会社を去ってしまったので、本当に偶然のチャンスだったのです。そのハワイの古い知り合いというのも、昔ほんの一時期親しくしていただけで、連絡を取り合うような間柄でもなく、当時の唯一のハワイの知り合いだったのです。だから、どこにどんな風に何が繋がっていくか、ということは自分で考えているだけでは予測不可能な宇宙の何かがあると思うのです。思えばそれもひとつのきっかけとなってスピリチュアルなことに興味がわいたり、また何度かハワイに行くようにもなったわけで、いつも何かしら目にみえない計画のような、サプライズはところどころで用意されているのかもしれません。そう考えると、気が重くなっったり、滅入ってしまいそうな時にも、自分では想像できないあっと驚くようなうれしいことが起こりうる、という可能性を信じる希望がわいてくるように思います。

by glaurie | 2010-02-15 22:43 | ハワイ

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