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ほめ言葉を受け入れ受け取り上手になる。   

ほめ言葉を受け入れ受け取り上手になる。_f0036028_18185966.jpg色んなことが繋がっていく中での毎日の中での些細な出来事もさまざまなことを気づかせてくれることがあります。

通っている心理学の講座の中で、ストロークといって、相手の存在や価値を認めたことを表す行動、具体的な言葉や表情、態度などを通して相手に働きかけることをテーマに扱っていました。

他人から言ってほしいと思っていること、うれしいことは、その時々で、人によっても違うということです。だから、人によっては一生懸命頑張っていることへの励ましであったり、まるごとの自分自身の存在についてであったり、普段から心がけていることだったりするのです。

講義の中で、自分が欲しいと思っていると思う肯定的なストロークは何か、ということについて家に帰ってからでもよいのでじっくり考えてみてください、という言葉に、まっさきに自分に浮かんできたことがありました。やっぱりこれが一番と思うものは昔から求めていたものだったりします。

そんなことを思いながら、帰り道に、偶然同じ講座に参加していることを発見した、今年仕事を通じて知り合った魅力的な若い女性と、色々立ち話をしていました。お別れする時、その彼女がとても素敵な褒め言葉をなげかけてくれました。ふと、先ほどの言ってみてもらいたいストロークそのままみたい(!)と思って、それを伝え笑いながらお別れ。

そういえばと思い返してみたら、わりとここ数日続けて、様々な人から、とてもうれしい言葉だったり、素敵なほめ言葉をいただいていたのですが、大部分のうまくいっている出来事よりも、わずかな、もっとうまくできたかも、というようなことに視点が向いてしまっていて、どこか受け取り下手になっていたような気がしました。

これはまずい、と思って、先ほどの彼女のほめ言葉を、心から素直に受け入れて受け取ることに意識を向けてみました。すると、ずっと気になっていたうまくいかなかったことへのネガティブな気分も、すーっと消えていくのを感じ、体が軽くなっていくのを感じました。

そして思い出したことがありました。昔その当時のボーイフレンドから言われたことに、私にほめ言葉をいくら言っても、いつも困ったような顔をして喜ばないのはなぜ?と聞かれ、はたと気づいたことがありました。自分が自分で信じていないことは、例え相手が本心からほめ言葉を言った時があったとしても、受け入れられない、というか、受け取らなかったのですね。自分がそれを信じるか信じないか、よりも、まずは受け取ることのほうが先なのだ、と気づきました。

多分日本人だとどうしても相手からのほめ言葉を、謙遜した言葉で受け答えすることが多いと思うのですが、相手からの言葉を素直に心の中で受け取ると、自分の心だけでなく体のエネルギー状態にもよい影響を与え、目には見えない相手との自然なエネルギーの交流も行われ、言葉を投げかけた相手自身も実は持っているその言葉の資質をさらに強めるのだと思います。素直に受け取ったほうが相手もうれしいし、受け取り上手の人の方が相手によい影響を与えるのだと感じます。

by glaurie | 2011-02-10 19:43 | 身のまわりの出来事

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