自分の人生は決めることから動き出す
月蝕後には、ある種の決意のような新しい感覚が芽生えたり、
目の前を覆っていた霧や雲は、自分の不安や恐れが視界を遮っていた、と気づくきっかけが訪れています。
疑心暗鬼、という言葉のように、目の前の状況や誰か、時には自分に対しても、
信じることよりも、疑うことを選ぶと、先行きをありもしない心配でいっぱいにして、恐怖を感じて怖じ気づく、不安からの行動を取ろうとします。
そうではないことに気づいたとき、
誰も自分を遮ったり、邪魔していたのではなく、
自分自身がそうしていた、と気づくことが、ひとつのブレイクスルーのきっかけとなります。
例えば、
仕事が大変でやることがたくさん、
自分はあまり大事にされていないのではないか、身近な人からの愛情など、
多くの人がひそかに疑っていること、恐れていることのひとつは、
ただの自分の深い部分での恐れです。
自分が仕事をしっかりしないと価値がない、成果をあげないと居場所がない、など、仕事と自分の価値を結びつけた恐れが根底にあったり、
相手に対して自分が何かをしないと愛情が与えらない、と思いこんでいたり、私たちは、自分の存在価値と愛情を大なり小なり、様々な形で結びつけています。
自分の深い恐れが現実として起こらないように、何かをせずにはいられない、のはその部分を疑っているから。
自由になるのは自分で作り出した妄想。
妄想の世界の証拠をあれこれ探り出そうとするよりも、
新しく、私はこう生きる、と決めてしまった方がずっと楽です。
明るい新しい感覚や価値観を通して、自分が参加していくのは、自分が主人公の人生で、誰かに悩まされ翻弄される人生は卒業です。
by glaurie | 2015-04-05 22:22 | スピリチュアル