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心の葛藤のもつれた糸をゆるめるヒント   

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気持ちが揺れ動いているときや葛藤を感じているとき、まるで綱引きをしているかのように相反するふたつの思いや選択肢の間で悩んでいたり、

揺れ動く思いや考えに反応するように、どの道を進めばよいのか、何を受け入れ何を選択肢から外すのか、迷いに迷う状態に陥っていることがあります。

そのような状態でいるときは、だんだんと膨らんでいく自分の思いや考えで、目の前の現実を曇りなくみつめることが難しくなっており、もつれた糸のような状態になっています。

このようなとき、何が起きているかというと、本人は、もつれた糸がいちばん重なっている部分だけに意識が集中して、糸がほどけない(選択や決断、行動ができない、自分の色んな思いが重なりすぎて本意がわからなくなっている)状態です。

もつれた糸をゆるめるには、少し外側の部分をみてひもといていくことが必要なように、

深呼吸をして自分の気持ちを落ち着けて、本心とつながること、心の中で本当に感じていること、望まないことではなくて、望んでいることに焦点をあわせていくことが必要になります。

気持ちに余裕がないときや緊迫した状態でいるときは、まわりからの手助けやチャンス、インスピレーションを受け取りにくく、自分だけの考えや思いにこだわりすぎたり、様々な情報に惑わされて自分の本意ではない選択肢に惑わされやすくなります。

だからこそ、まわりの状況や思いに揺らがない、少しの風が吹いても影響されない木の幹のように、自分が自分をよく理解して本心とつながること、自分自身とつながることが目の前のもつれた糸をゆるめていくコツとなります。

そのうえで、目の前の選択肢をみすえ、まわりとの関係性や未来に起こりうる変化と展開に向けて、建設的な行動や決断をしていくことを自分自身に誓うと、本来の自分が持っているパワーに気づき、その力を発揮していくことになります。



by Glaurie | 2015-11-18 22:13

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