奇跡のシンクロと引き寄せは突然。
旅にまつわる不思議なシンクロの続き。
近所の図書館の、新刊の棚でみつけたペルーのマチュピチュの写真集。
日曜日の午後、ベッドで寝転んで写真を眺めていたら、だんだん気分がもりあがってきました。「絶対行きたい!」と強く思いました。そのままいつの間にか眠りこんでいました。
その2〜3日後、会社にいるとき、私宛の国際電話がかかってきてる、と伝えられました。当時はまだ携帯もインターネットもほとんど普及していない時代。
以前一緒にインドへ旅したり、GWにカナダで会った元後輩。
「実は留学先でペルー人と知りあって、一時帰国するというから、1ヶ月遊びに行くことにしたの。急だけど、旅に合流する?」
ええっ⁈
願ってもないチャンスだけど。
「私、こないだGWに約2週間休んだし。そんな急に無理だわ。」
「また行くか考えた後に電話するから。じゃ。」すぐに電話はきれました。
周りで興味深く会話を聞いていた同僚達は、「行ってくればいいじゃない。仕事も任せて。」
マチュピチュに行きたいと強く感じた瞬間、偶然のように舞いこんだチャンス。マニアックな場所だけに、偶然を超えていると思いました。
ペルーまでの格安航空券もすぐみつかり、そこで働いていた日系ペルー人女性が情報をくれたり、あれやこれやとトントン拍子に話が進みました。
3週間後の11月初旬の連休にかけて11日間のペルー旅行。現地ではハプニングもありながら、念願のマチュピチュへ行き、そこでは不思議な体験もしました。
私にとっては、旅がいつも人生を変えてくれるように、そこでの色んな体験が目に見えないところでつながっていたのです。この話はまた別の機会に。
今はここで何を伝えたいかというと、
ペルーの旅に関しては、いつかいけたらいいなという夢にすぎず、私の頭の中では、色んな「絶対に無理」という思い込みがたくさんあったのです。
例えば、
南米ツアーはべらぼうに高い。かといってフリーで行くには危険すぎる場所。スペイン語話せない。南米も高山病も怖い。そもそも私の周りに一緒に行く人はいない。行くには日数が必要。会社休めない。休んだとしても、その間の仕事は?ムリムリムリ。
書き出したらとまらないほど、たくさんの「だから行けない」理由がありました。
声を大にして伝えたいのは、シンクロがもたらすチャンスは、いっさいの自分に課している制限や禁止を、越えさせてくれるチャンスをも一緒に運んでくれるのです。
例えばお金がないと思ってるときであれば、無料の話を運んでくれたり、無理と思っていたことのいくつかは、向こうから、こうしてあげるよと周りのサポートが得られたり、色んなピースが揃っていくように、いつもよりも、スムーズに進んでいきます。
奇跡は起きます。
ただ突然、天国のような世界が目の前に開くのではなく、普段のままの自分の感じ方、考え方、行動のまま、チャンスはやってきます。
だから途中で、いつものように不安になったり、怖じ気づいたり、こんなことはやめようと、さしだされた機会を、前に開かれた扉を閉じようとする気持ちや考えもわいてきます。
チャンスをつかむには、普段の自分を一歩越えていく、自分を制限してる壁を崩していく、自分や他人、目の前の現実や未来を信頼していくことを同時に試されていきます。
というより、素直で、なにごとにもオープンな人、受け取り上手な人は、より奇跡を受け取れる素地がある人です。
そして導かれた旅には、できるだけ安全に快適に旅ができるように、できる限りのサポートが入る、といつも感じています。
行ってみたペルーは、ふたり旅ながら、長旅のバックパッカーの友人とは時には別行動で、よいホテルへ泊まったり、それぞれのペースでお互いが自分に心地よいベストだと思う選択をする旅を、前回の彼女との旅とは一歩進んで、初めて体験した旅でした。
旅にまつわるシンクロやミラクル話はまだまたたくさん。少しずつ、そこで感じた直感やシンクロをのみわけかた、キャッチ法、チャンスをどうするのか、といった基本をお伝えしていきます。
お宝マップを作ることがどうして夢やシンクロ、直感につながっていくのか、その話もまた別の機会に。
by glaurie | 2015-04-09 12:25 | 不思議話