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アロマって怪しい?   

日本アロマ環境協会の会報誌が届いたので、読んでいて気になったことがありました。
「アロマセラピストが聞く」というシリーズがあって、毎回テーマに関して様々な方面のプ
ロの方に対談方式でご意見を伺います。今回は「サロンにおけるサービスの向上を目指
して」というテーマで、お話を伺ったのは、人材派遣業などを行い、女性企業家としても有
名な奥谷さんでした。

対談の中でアロマセラピストの方が活動する上でのコミュニケーション力や言葉以外の部
分でのマナーについて、注意点やアドバイスを伺ったときの答えです。

「マナーはもちろん大事です。でも、アロマテラピーがまだ一般的にそれほどは普及してい
ないということからすると、いかに多くの方々から信頼を得るか、いかがわしく思われないよ
うにするかが、今一番大事ではないのでしょうか。」
そう、いかがわしく思われないようにするかに反応してしまったのです。

実はこの間イベントに参加したとき、友人達が遊びに来てくれたのですが、友人はまったく
こういったことには興味がないので、各種セラピーの説明がついたチラシを読んでも全く何
のことかわからず、会場に来ても、あやしいという先入観&印象しか受けなかったようでした。

天然石アクセサリーのお店の前では、あなたにぴったりの石を選びますよと声をかけられ、
墓石でも売られるのかと思った、と私に後で教えてくれました。そうなのです、興味のない
人は石と聞いて墓石を連想する人もいるように、アロマと聞いてうさんくさいと思う人もまだ
まだいるのです。

そして説明をしてもさらに溝は深まる場合も起こりえるということに気がついて、最初に信頼
感を相手に与える、相手が望む程度に相手の歩調にあわせて言葉を選ぶというのはとても
大切だということを感じました。

この表現は悪いですが、だんだんマニアックになっていくにつれ、まわりも似たようなことに
興味がある人が多くなっていき、このことはみな知っているという思い込みも生まれるし、こ
れはとてもいいものであるという思いが全く興味のない人にとって負担にならず、自然にみ
えるような姿勢って大切なのかもしれません。

by Glaurie | 2006-10-01 14:37 | アロマセラピー&カラーセラピー

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