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過去のパターンを破る。   

今日講師仲間とのランチの帰り道、「前はOLしていたんですよね。」という問いかけから、どのようにして今の仕事にたどりついたのか・・・などを聞かれ、ふと自分のこの2年間を振り返ることとなりました。今までもちろん何度か同じ質問をお客さんや知り合う人から聞かれてはいたのですか、ちょうど数日前に脱サラして会社をいくつか始めることになった人の珍しいいきさつを聞いたのとか、色んなタイムリー的なことから自分自身についてもじっくり振り返ることとなりました。

仕事を変わってから、今までとは知り合えないであろう色んな人と出会えるようになったし、それはまたこれまで自分の住んでいた小さな世界(もちろん今でも小さな世界には変わりはないのですが)からは見えなかった色んなことを知るようになり、自分の中でも内面的にずいぶん変わったなあ・・・としみじみ思ったのでした。

小さな子供の頃からずーっとあった、私の中の物事を深刻にとらえすぎる傾向とか、生真面目で堅苦しい部分とか、そういった部分は近頃は昔に比べればずいぶん柔軟になって少しは楽観的になってきたなあと思うのです。(私のブログを読んでいる人はそうは思わないかもしれないですがねー、これでもかなりましになってきたのですね。)

自由を感じ始めた途端、「こんなに適当でいいのかしら」といった不安を含んだ内面の声や、それに反応するかのように、母から今の私の不安定な仕事や性格についての猛烈な批判を受けたり(それもすごい久しぶりなのですが)、自由になろうとする自分に対しての流れの抵抗を感じるこのごろなのでした。

これは多分、今飲んでいるフラワーエッセンスの、過去の行動パターンに縛り付けるカルマ的社会的に受け継がれている限界を乗りこえる・・・というテーマにどこかぴったりのような気がするのです。このエッセンスはとくに家族関係、先祖関係、自分の所属する社会などにも関連しているのですが、この2週間ほどの間の出来事には、人との話題から出来事、偶然みつけた本(フィリスの本です)に至るまで、嫌でも自分の育った家庭環境や社会的環境を振り返るきっかけが多々あったのでした。

私の中の堅苦しさや石橋を叩きすぎる部分、女性はこういう風であらねばならない・・・などといった考え方は、かなりの部分、きっちりしすぎるとても保守的な私の両親のしつけの賜物(?)だとずっと前から気づいているものの、どこか手放せない最後の砦のように私の前にどーんと重くのしかかっているのです。人生を楽しんでいるとどこか罪悪感を覚えるのも、OL時代有給を取っただけで仕事をサボるなと言うような親や上司がいる世界にいたり、人からどう見えようが全然気にしない私に対して、身なりから色んなことまで、自分がそれで幸せということより、人からどう見えるか恥ずかしくないかがが一番大事という環境に長らくつかっていた気がするのです。

いっそのこと両親とうんと遠いところへ行って離れてしまおう・・・とそう試みたこともあったのですが、自分が変わらなければそこでの生活もやはり似たような環境を引き寄せてしまうのだとスピリチュアルなことを知るようになって納得したのでした。

話が少しそれてしまいましたが、とっても重いテーマなだけに、手放すことも大変みたいです。

by Glaurie | 2007-07-13 23:23 | 身のまわりの出来事

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