人気ブログランキング | 話題のタグを見る

カシスとジュニパーペリーのソースとジュニパーについて。   

カシスとジュニパーペリーのソースとジュニパーについて。_f0036028_16324935.jpgこの間友人達との食事会で行ったレストランで、コースメニューの選択肢の中に、蝦夷鹿のお肉にカシスとジュニパーベリーのソースというメニューがありました。ジュニパーベリーのソースってどんな味?と思って迷わず選んでみました。

アロマテラピーでもジュニパーベリーの果実から取られた精油があるんですが、ジュニパーの精油は体を温めて発汗作用や利尿作用を促したり、体と心に浄化作用をもたらします。フランスの病院ではこのヒノキ科の植物ジュニパーの枝を燃やして空気を浄化していたり、疫病の治療に使っていたそうです。お酒のジンの香りづけに使われているこの香りは、ほんのちょっぴりぴりっとするようなウッディーな独特の香りがしてやや男性的なイメージです。

ジュニパーベリーを食べたことがなかったので、この実から作ったソースはどんな感じなのだろうと料理が来るのを楽しみしながらソースを味わってみると、カシスと混ぜてあるせいか、ワイン色のような色をして、ベリー系ではるけれど甘くはないさわやかな味がしました。ジュニパーの精油には体内の毒素やアルコールを飲みすぎたとき、こってりした食事をとりすぎたときに生じる毒性物質を排出するのによいというので、精油のみならず、この果実もそういった働きがあるのでしょうね。この蝦夷鹿の料理もワインがあいそうな、ボリュームたっぷりのお肉だったので、食べあわせではありませんけれど、利にかなった組み合わせなんでしょうね。

アロマテラピーって精油が採れるその植物にまつわる昔からの利用方法など、風土や習慣、歴史にもかかわる話が満載なので、色んな方面からその植物を知ることでだんだんと色んなことがつながっていったりするんですよね(^^)へーっと思うこともたくさんあるので、これからも色んな植物を探求していくこともとても楽しみです。

by glaurie | 2008-12-08 17:13 | アロマセラピー&カラーセラピー

<< 何度も目にする数字や言葉。 フラワーエッセンスの初期反応。 >>